「すぐ上限に達する」の正体と、最初に見るべき一点
Claude Codeの上限に「すぐ」達すると感じたら、まず疑うべきは1回のやり取りで送っているコンテキスト量です。上限は送受信トークンの累積で決まるので、会話履歴や読み込ませたファイルが膨らめば、同じ回数でも消費は跳ね上がります。ここでプランのグレードや通信設定を疑う人が多いのですが、入り口としてはコンテキストの肥大を先に確認するほうが正解です。
消費が速いのか、リセット待ちなだけかを切り分ける
利用枠は一定周期でリセットされます。つまり「すぐ達した」のではなく、前のセッションで使い切った枠がまだ戻っていないだけ、という線が最初にあります。設定を触る前に、直近で本当に大量のやり取りをしたのか、それとも単にリセット時刻を待っているだけなのかを分けて考えてください。後者なら、原因は使い方ではなく時間の問題です。
1回のやり取りで送っているコンテキスト量を疑う
Claude Codeは応答のたびに、それまでの会話全体、読み込んだCLAUDE.mdやルールファイル、直前のツール出力をまとめて送り直します。長いログを貼り付けたり巨大なファイルを丸ごと開かせたりすると、その内容が以降のやり取りすべてに積み上がり、少ない回数で枠を食い潰します。「回数の割に速い」と感じるときほど、疑うべきは頻度ではなく1回あたりの重さです。
トークン消費を膨らませている犯人を特定して減らす
切り分けができたら、消費源を実際に削っていきます。
長時間セッションとコンテキスト肥大を断ち切る
同じセッションを延々と続けると履歴が雪だるま式に増え、後半は本題と関係ない過去のやり取りにもトークンを払い続けることになります。話題が変わったら惜しまず新しいセッションに切り替えるのが最も効きます。コンテキスト圧縮(コンパクション)で過去を要約する手もありますが、要約の生成自体が消費を伴う点は忘れないでください。自動圧縮に任せきりにせず、区切りのいいところで自分から会話を畳むほうが、結果的に節約になります。
フックとサブエージェントの裏の消費を点検する
見落としがちなのが、自動化のために仕込んだ仕組みです。フックで自動処理を組んでいる場合は、その出力がコンテキストに注入されて毎回の送信量を押し上げていないか確認してください。サブエージェントも呼び出すたびに独自のコンテキストで動くため、多用すればその分だけ枠を消費します。効率化のつもりの設定が静かに消費を膨らませていないか、一度棚卸ししておきましょう。
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