AIコーディング Anthropic Claude Code VSCode トラブルシューティング フック 拡張機能 設定方法

VSCodeにClaude Code拡張機能を導入して使い始めるまでの手順

VSCodeでClaude Codeを使う基本は、拡張機能を入れてターミナルではなくエディタ内でセッションを起動する形です。ただし拡張機能はあくまでCLIの上に乗る構造なので、先にclaudeコマンドが動く状態を作っておく必要があります。以下の手順で進めます。

まだ本体を入れていない場合は、OS別のインストール手順で環境を整えてから進めてください。

拡張機能のインストールとアカウント連携の流れ

拡張機能マーケットプレイスで「Claude Code」を検索してインストールすると、起動したパネル上でログインを促されます。連携はブラウザ経由でAnthropicアカウントを認可する方式で、ここを飛ばすと後述の「応答しない」状態に直結します。組織で使うなら、個人アカウントと組織ワークスペースのどちらでログインするかを最初に確認しておくと安全です。

エディタ上でClaude Codeを起動して初回設定を済ませる

認証後、コマンドパレット(Cmd/Ctrl+Shift+P)からパネルを開くと、開いているワークスペースをコンテキストにセッションが始まります。初回で肝心なのは、どのフォルダをプロジェクトルートとして扱うかです。ルートがずれると.claude配下の設定やルールが読み込まれず、意図した挙動になりません。プロジェクト単位の制御は設定ファイルの書き方が参考になります。

導入後に動作を検証し、フックで安全な運用ルールを組み込む

入れて終わりにせず、応答が返るか、設定が効いているかを必ず確認しましょう。複数案件を並行する現場では、危険な操作を人手の注意ではなく仕組みで止めておくことが、そのまま事故防止になります。

拡張機能が認識されない・応答しないときに確認すべき原因

「拡張機能はあるのにパネルが無反応」というときは、ほぼCLI側の問題です。まず統合ターミナルでclaude --versionを叩き、バージョンが出るか確認してください。コマンドが見つからなければ、拡張機能がバックエンドを呼べていないだけです。典型的なのはVSCodeを開いたシェルにPATHが通っていないケースで、GUIから起動したVSCodeはログインシェルの環境を引き継がないことがあります。認証切れなら再ログインで復旧します。

PreToolUseフックで危険なコマンド実行をブロックする設定例

Claude Codeはツール実行の直前にPreToolUseフックを差し込めます。これを使えば、破壊的なシェルコマンドをモデルの判断に関わらず拒否できます。matcherでBashに絞り、ハンドラ側で内容を見てdenyを返す構成です。

{
  "hooks": {
    "PreToolUse": [
      {
        "matcher": "Bash",
        "hooks": [
          {
            "type": "command",
            "if": "Bash(rm *)",
            "command": "${CLAUDE_PROJECT_DIR}/.claude/hooks/block-rm.sh"
          }
        ]
      }
    ]
  }
}

スクリプトは標準入力からJSONを受け取り、rm -rfを含むときだけ拒否を返します。確認は実際に削除系コマンドを試させ、拒否理由が表示されるかで判断してください。フックの実践的な組み方はHooksで作業を自動化する記事にまとめています。