Search Consoleのインデックス登録を3件送っただけで「割り当て量を超えています」が出ました。今日はまだ3件しか押していません。原因は、前日の送信が同じ枠を消費していたことでした。日本時間の早朝に作業すると起きやすい現象です。
3件で枠切れになった時の状況
出たのはこのメッセージです。
割り当て量を超えています
1日の割り当て量を超えたため、リクエストを処理できませんでした。明日、もう一度お試しください。
作業したのは日本時間の朝6時52分。その日に押したのは3件だけです。ただし前日の日中に、同じプロパティで5件のインデックス登録を送っていました。3件と5件を足せば8件で、後述する上限の目安に届きます。
公式が言っているのは3つだけ
GoogleはURL検査ツールのヘルプでこう書いています。
There is a daily limit to how many index requests you can submit. If you want many pages indexed, try submitting a sitemap to Google.
読み取れるのは次の3点です。
- 1日の上限は存在する
- 具体的な数字は公開されていない
- 上限はプロパティごと(同ページに “for each property that you own” とある)
「1日10件まで」といった数字をよく見かけますが、出所はいずれも利用者の体感で、情報源によって10〜12件だったり10〜20件だったりします。単位をアカウントごとと説明しているものもあります。公式の数字は無いと考えたほうが安全です。
送信数以外の理由でも弾かれる
同じヘルプには、サイトのクロール負荷が高い時にもテストを実行できないという趣旨の記述があります。つまり枠は「何件押したか」だけで決まりません。
クロール待ちのページを大量に抱えていると、押せる数が普段より少なくなることがあります。数え間違いではなく、そういう挙動だということです。
リセットは日本時間の0時ではない
ここが今回の原因です。日本時間の日付が変わっても、割り当てはリセットされません。
リセットの正確なタイミングも公式は明かしておらず、太平洋時間の深夜0時という説と、直近24時間で見るという説があります。ただどちらだとしても、日本時間の早朝は前日に送った分がまだ枠に残っています。太平洋時間は日本時間より16時間遅れ(夏時間)なので、日本の朝6時は現地ではまだ前日の昼過ぎです。24時間で見る方式だとしても、前日昼の送信から丸一日は経っていません。
「昨日の分だから今日は満タンのはず」という感覚が、そのまま外れます。
どう作業を組むか
対処はシンプルで、送信を日本時間の夕方以降にまとめることです。太平洋時間の日付が変わるのは日本時間の16時(夏時間)なので、それ以降なら前日分と混ざりません。
もうひとつ、枠を使い切ろうとしないことです。上限が非公開で変動する以上、10件のリストを作って順に押す進め方は途中で止まります。優先度の高い3〜5件に絞れば、止まっても取りこぼしがありません。
そもそも手動リクエストが効く場面か
枠の話の前に、確認しておく価値があることがあります。URL検査でそのページの状態を見て、URL is unknown to Google(Googleが存在を知らない)なのか、Discovered - currently not indexed(発見済みで順番待ち)なのかを見ます。
どちらも手動リクエストが効く状態です。一方で Crawled - currently not indexed(クロール済みだが未登録)は、Googleが中身を見たうえで採用していないので送り直しても変わりません。限られた枠をどう配分するかはこちらにまとめました。
サイトマップ自体が読み込まれているかどうかも先に見ておくとよく、これは最終読み込み日が2年半前で止まっていた話に書きました。