エントリーフォーム最適化(EFO)は会員登録のしやすさを向上させる施策で、コンバージョンの改善に非常に重要です。
EC-CUBEの会員登録について入力フォームをどのようにカスタマイズすることがEFOにつながるのかご紹介します。
入力項目を必要最低限に絞るカスタマイズ
EC-CUBEでは姓名の「カナ」がデフォルトで必須項目ですが、「カナ」の必要性が高くないというECサイトはそれなりにあると思います。
(カスタマーセンターのサポートが大きな役割を占めるECではあった方が良いと思います)
「会社名」についてはtoCが中心のECサイトでは取り除いてしまうことも可能です。
入力ミスをリアルタイムで指摘するカスタマイズ
EC-CUBEでは入力内容をリアルタイムでチェックしていません。
例えば「カナ」に漢字を入力していたり「郵便番号」や「電話番号」に数字を入力していても、気づきません。「パスワード」や「メールアドレス」のように2回入力しないといけない項目のチェックも同様です。
送信後に「カタカナで入力してください」や「同じメールアドレスを入力してください。」といったエラーが出ますが、明らかな間違いは送信前にメッセージが出る方がユーザーはストレスを感じません。
javascriptで入力中にバリデーションを行うようなカスタマイズを行う方が好ましいと考えられます。
パスワードが満たす要件を記載するカスタマイズ
EC-CUBE4.2ではパスワードの要件が強化されており、12文字以上で英数字をそれぞれ1種類使用する必要があります。
このことが入力前に記載されていないため混乱の元なので、先にパスワードの要件を表示しておく方が良いでしょう。
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