今回は商品管理の一番下に新規メニュー項目を追加することを考えます。
まずメニューから開けるページが必要ですのでコントローラーを作成し、新しいページを作った後でそのページをメニューに追加してみましょう。今回はeccube_nav.yamlを編集するもっとも簡単な方法をご紹介します。

管理画面に新規ページを作る方法は下記URLで紹介しています。
管理画面に2ステップで新規ページを作る方法

それでは、このページを商品管理のメニューに追加してみます。

初期状態での管理画面のメニュー一覧はapp/config/eccube/packages/eccube_nav.yamlに配列として記載されています。
商品のメニュー部分は下記のようになっています。

parameters:
    eccube_nav:
        product:
            name: admin.product.product_management
            icon: fa-cube
            children:
                product_master:
                    name: admin.product.product_list
                    url: admin_product
                product_edit:
                    name: admin.product.product_registration
                    url: admin_product_product_new
                class_name:
                    name: admin.product.class_management
                    url: admin_product_class_name
                class_category:
                    name: admin.product.category_management
                    url: admin_product_category
                product_tag:
                    name: admin.product.tag_management
                    url: admin_product_tag
                product_csv_import:
                    name: admin.product.product_csv_upload
                    url: admin_product_csv_import
                category_csv_import:
                    name: admin.product.category_csv_upload
                    url: admin_product_category_csv_import
                #商品管理に新規メニュー追加

category_csv_importの下に次のように追記することでメニューを追加することができます。

product_new_menu:
    name: 新メニュー
    url: admin_new_menu

new_menuはメニューにつけるID名で、このメニューをアクティブにしたい時にtwigから指定します。
nameは表示する名称
urlはコントローラーのRouteで指定したURLの名前です。

動作検証

これで管理画面にアクセスするとカテゴリCSV登録の下に新規メニューが追加されました。twigでメニューの位置を指定しているのでアクティブ表示になっています。

メニュー追加

eccube_nav.yamlを編集するとバージョンアップの際に上書きされてしまう可能性があります。
大きなカスタマイズをするとバージョンアップできない可能性も高いですが、バージョンアップをご検討の方はEccubeNav(NavCompilerPass)の仕組みを利用するか、app/config/eccube/packages/prodなどに複製して用いると良いかもしれません。

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