EC-CUBEにおけるクレジットカード決済の導入方法は、主に各決済代行会社がオーナーズストアでリリースしている決済プラグインに頼ることになります。

どの会社のクレジットカード決済を利用するか検討する際は主に手数料が決め手になるとは思いますが、意外と重要なのがプラグインの機能です。

プラグインは共通ではなく各社それぞれリリースしているため、カード決済のプラグインごとにEC-CUBE内で実行できる機能が異なります。

判断材料にしていただくと良いと思われる内容を記載します。

・クレジットカード決済以外の支払い方法への対応

プラグインが対応していないと、後からPaypay決済や後払い、コンビニ払いなどを導入するときに大きなコストが発生する可能性があります。

・トークン型かリンク型か

お客様がカード番号入力を自社サイトで行うトークン型と、決済会社のサイトに遷移して行うリンク型で、どちらか一方にしか対応していない場合があります。

・3Dセキュア2.0に対応しているか

2025年3月に義務化される 3Dセキュア2.0 へ対応しているかどうか。

・EC-CUBE内での決済金額変更や決済取消に対応しているか

注文の変更やキャンセルが多く発生する業種では、EC-CUBEの管理画面で決済金額の変更やキャンセルができるかどうかは運用コストに影響します。

・定期購入に対応しているか

定期購入を今後導入検討している場合、定期購入の実装コストは非常に大きいので最初から対応しているプラグインの会社を選択するのが良作です。

定期購入ができない決済代行会社は少ないと思いますが、プラグインが対応している会社はかなり貴重です。

・不具合への対応

EC-CUBEオーナーズストアのレビューで不具合が多いというような報告がされていないか、また、不具合の修正が適切に行われているかどうかリリースノートを確認できます。

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